認知症のご家族の見守りを考える際、GPS端末をどのように持ってもらうか悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「GPS専用の靴を用意しても履いてくれるだろうか」「いつも履いている靴と同じものにGPSを入れられないだろうか」
そんな疑問に応える方法の一つが、「魔法の靴」のビルトイン加工です。
「魔法の靴」では、GPS専用の既製品から靴を選ぶだけでなく、ご本人の好みに合った靴に小型GPS端末を収納するための加工を行うことができます。
今回は、認知症の方の見守りに利用する場合を想定し、靴の選び方や加工条件、注文方法についてご紹介します。
目次
認知症の方が普段履いている靴にもGPSを入れられる?
「魔法の靴」は、靴のかかと部分に小型GPS端末を収納できるよう加工するサービスです。
例えば、ご本人が普段好んで履いている靴がある場合、同じメーカー・同じデザイン・同じサイズの新品を用意し、ビルトイン加工を行うことができます。
これにより、見守りGPSを利用するために、普段とは異なるデザインの専用シューズを選ぶ必要がありません。
ただし、すべての靴に加工できるわけではなく、靴の形状や構造によって加工の可否が異なります。

加工する靴は原則として新品をご用意ください
ビルトイン加工を希望する場合は、原則として新品の靴をお送りいただくことをおすすめしています。
ビルトイン加工を希望する際の靴の条件
- 原則として新品の靴をお送りください。
- 履き始めて1か月以内の靴であれば、使用中の靴でも対応可能です。
- 1か月以上履いている靴も加工自体は可能ですが、加工後に使用できる期間が短くなる可能性があります。
靴は日々の使用によって、靴底やかかとなどが少しずつ摩耗していく消耗品です。長く使用している靴に加工すると、GPS端末は使用できても、靴自体を早い段階で買い替えなければならない場合があります。
そのため、現在履いている靴をそのまま送るのではなく、ご本人の好みに合った新品の靴を用意する方法をおすすめしています。
加工できる靴かどうかは事前に確認
加工を希望する場合は、靴を発送する前に、以下の情報をお知らせください。
- 靴のメーカー名
- 商品名
- 品番
これらの情報が分からない場合は、靴を真上・真横・靴底の3方向から撮影した写真を送ることで、加工可否の確認ができます。
加工可能との確認が取れた後、靴をお送りいただきます。
なお、インソールが取り外せない靴については、市販のインソールを左右1セット、靴と一緒にお送りいただく必要があります。
靴に入れたGPSでは何ができる?
「魔法の靴」で使用するGPS端末には、ご家族がスマートフォンやパソコンから位置情報を確認する機能があります。
また、設定したエリアに関する通知や、バッテリー残量が少なくなった際のメール通知なども利用できます。
端末には金色のボタンがあり、ご本人がボタンを押すことで、ご家族などへ現在地を知らせることも可能です。
ただし、GPSの位置情報には通信環境などによる誤差や取得できない場合があるため、GPS端末だけで安全を保証できるものではありません。
加工後も靴とGPS端末のお手入れが必要
GPS端末はバッテリー式のため、定期的な充電が必要です。
また、端末には生活防水機能がありますが、完全防水ではありません。水濡れや水没、高温・多湿の環境を避けて使用してください。
靴のかかとが摩耗した場合も、GPS端末に負担がかかることがあります。加工後も靴の状態を定期的に確認することが大切です。
なお、「魔法の靴」では、かかとなどの摩耗に対する有償の補修にも対応しています。
加工が難しい靴には「愛サイト」という方法も
靴のサイズや構造によってビルトイン加工が難しい場合には、外付け用GPS収納容器「愛サイト」という選択肢もあります。
「愛サイト」は、GPS端末を専用ケースに収納し、靴の甲部分などへ取り付けて使用する商品です。
靴の内部に加工するビルトイン方式とは異なるため、使用する靴の形状や、ご本人の使いやすさに合わせて検討できます。
まとめ|ご本人の好みに合った靴で見守りGPSを
「魔法の靴」のビルトイン加工では、ご本人の好みに合った靴にGPS端末を収納するための加工ができます。
認知症の方の見守りに利用する際も、普段履いている靴と同じデザインやサイズの新品を用意することで、靴の好みを考慮しながらGPSを導入できます。
加工をご希望の場合は、まず靴のメーカー名・品名・品番などをお知らせいただき、加工可能かどうかをご確認ください。